NEWS活動報告
【活動報告】12/1(日)2024きらめきスタジオ「博多おきあげ制作体験」
投稿日: 2024.12.05
【午後の部】福岡市博物館にて
博多の伝統工芸品「博多おきあげ」制作体験を開催
クリスマスまであと少し!
ということでクリスマスツリー🎄をモチーフにした
博多おきあげを制作しました。
―博多おきあげとは?―
博多では押絵を『おきあげ』と呼びます。
お正月に飾る歌舞伎役者絵の羽子板や花鳥などを題材に下絵を描きます。
厚紙に型を取り、切り抜いて一つひとつのパーツに綿をのせ、美しい金襴や絹布でくるみ、組み立て立体的に仕上げる細工物です。
女の子が生まれたときに贈られる羽子板は、羽子板をついて災いを跳ね除け、健やかに育ってほしいとの願いが込められている厄除けの縁起物。
博多おきあげの魅力は手描きの面相の繊細さと豊かさにあります。もともと、江戸時代に宮中の女官らによって作られており、幕末に、今の博多区須崎町にいた画家・村田東圃(とうほ)の妻・千賀が博多の町に広めたと言われています。
明治、大正時代には博多の女性の教養の一つでした。
講師は伝統工芸 博多おきあげ作家
三代目 清水裕美子さん。
まず、台紙をツリーの形に切り、綿を挟んでくるむ作業から。
少し難しい作業のため、親子で一緒に取り組む様子がたくさん見られました。
ツリーの飾りつけ、パーツの配置は自由。
同じ材料でも、それぞれに違ったクリスマスツリーが完成しました✨
完成した作品はこちら▽
午前の部「博多張子」と同じく、「博多おきあげ制作体験」も
満席での開催となりました。
ご参加いただいた皆さま、福岡国際マラソン、ドームコンサートがある中、
本当にありがとうございました!
【講師紹介】
伝統工芸 博多おきあげ作家
三代目 清水裕美子さん
instagram:https://www.instagram.com/hakataokiage_shimizu
【ギャラリー】
本講座は子どもゆめ基金®の助成により開催いたしました。